マカロナージュをマスターする
マカロンの家庭用レシピなどを見ているとよく出てくるのが「マカロナージュする」という言葉です。マカロナージュというのは「生地の硬さ調整」という意味になるのですが、マカロンを作る際に「マカロナージュする」といえば、それはメレンゲと生地を混ぜ合わせる作業の事になります。
これが上手くいけばメレンゲ作りも殆ど成功することになります。つまり実に重要なポイントということになるわけで、ここだけをもう少し詳細に説明することにしましょう。
粉類とメレンゲが全体的に一体になってからがマカロナージュです。まずは、ゴムベラの側面を使ってボールの内側の側面にメレンゲの泡をこすってつぶしていってください。ここではつぶしすぎないよう注意するのがポイントで、生地がダラッとなったりすると、焼いた時に形が崩れたり膨らまなくなったりします。
また混ぜ方が不足した場合も、今度は逆に膨らみ過ぎてしまうので、混ぜるレベルのバランスが重要となってきます。上手にマカロナージュをしていくと、徐々にメレンゲが滑らかになってきて、艶も出てきます。
丁度いい目安となるのは、メレンゲに艶が出てきた時に持ち上げてみて、タラッとリボン状につながって落ちるような状態です。このタイミングをマスター是非マスターしてください。つながらずに切れて落ちるようならマカロナージュが足りないということになります。
できればここを何度も挑戦した方がいいでしょう。動画サイトの「You Tube」にも、この方法が紹介されているので、参考にしてみてください。